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火星人は誰だ? -Will the Real Murder Please Turn Around?-

非エロ ミステリー

1988年10月30日

季節外れの猛吹雪に見舞われて避難した山上のカフェにいたのは奇妙な客たちだった。

同席していた刑事はこう言う 「この中に火星人が混ざっている」 と。

果たして火星人は本当にいるのか?もしいたとしたらそれは誰なのか?

孤立した山上のロッジで不可思議な一夜が始まろうとしている…

 


終わったシリーズですがおまけ程度のお話です。

一応いつもの半分くらいのテキストサイズの短編なんですが8人いるので重い…。

短編なので分岐なしの一本道です。一応ミステリですがあんまり推理してません。

元ネタはタイトル通り、トワイライトゾーンの「火星人は誰だ」です。

比較的有名な話なので知ってる人も多いかも?比べてみていただけるとありがたいです。

(原作のほうが凄いオチですね!)

 

そんなに人間が好きになったのか火星人


【登場人物】

ジェームズ・E・オウル …探偵。25歳。時系列が前なので若返った

マリィ・マッキンリー …助手。15歳。今回出てこない。第一作が終わった直後なのでこれからアホに明るくなっていく最中

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コメント

  1. やほほい♡またジェームズ先生にお会いできるとは
    嬉しいかぎりです。

    しかも嵐の山荘ものですよ。大好物ですよ♡
    エラリー・クイーンのシャム双生児の謎も好きでしたが
    いちばん好きなのはパット・マガーの探偵を探せです。

    見つけ出すのが探偵ならぬ火星人ということで
    かなり度肝を抜かれましたが、最後はまぁ誰も
    命を落とすことなく済んでめでたしめでたし。
    某頭脳は大人体は子どもの探偵も見習ってほしいものです。

    次はマリィちゃんにも出番をあげてください…

    • ありがとうございます。
      前に投稿したのは半年以上前!?
      6ヶ月前なんて6日前の気分ですね…(ええ…)

      実のところ、エラリーを読んだことがありません!
      XYZと有栖川有栖の国名シリーズの元ネタってくらいの知識です。
      やはり海外推理小説ならポーの「モルグ街の殺人」ですね。
      劉慈欣の「三体」とかはSFだけど立派なミステリだと思います。

      某頭脳は大人の名探偵はさておき、基本的に探偵が本格的に推理を始めてから
      追加で人が死ぬのは個人的にやっぱりNGだと思います。
      明らかに探偵の落ち度だし、人死より推理優先みたいなスタンスでは名探偵失格ですね
      そういう意味では金田一(孫)は3人、4人のおかわりは当たり前。
      エロありグロありで動機は毎回女絡みでどうしようもないですが
      あれはあれで好きだったりします。お祖父ちゃんも結構鬼畜でしたからね…。

      8人でも原作より客2人、警官1人削ってますからね。
      当初はMOBアイテム化したマリィに電話して終わりの予定でしたが
      絵的に可哀想すぎたのでやめました。

  2. つかみがとてもよかったです。
    雨とお店のカットを交互に見せて雰囲気を出した後に、その場にいる人たちから一人だけいる浮いてるジェームズさんに「火星人」というキーワードで切替えしてきた時の「トリップ感」がよかったです。
    あと、この時のジェームズさんのお顔がとてもおきれいでした。

    推理は元々苦手なので、証言を聞いているうちにあれれ?なんかおかしいなという感じで、ジェームズさんのようにビシッと火星人を見つけられませんでしたが、めまいのするような人間関係も楽しめました。

    エモクリの短いシーンで、あれだけの人数のキャラをきちんと立たせたり、嘘つきがいると推理の難度を上げられますが、使い方次第では視聴側の反感を買いそうな気もするのですが、そういうところもなく、ほどよい感じになっていまして、いつも思うのですが、バランスがいいというか、お話の組み立てとか、こちらにはわからないところですごく気を使っているんだろうなぁと思いました。

    一度プレイして答えを知ってる状態で、もう、一度、プレイしたら、なるほどなるほど、とよくわかる展開になっていて、答えを知った上でプレイしても、これはこれでおもしろかったです。

    それといつもながらジェームズさんがおきれいでした。

    • ありがとうございます。
      トリップ感!そのとおりですよね。
      山荘物の始まりはやっぱり後から来た探偵と先客達との温度差だと思います。
      軽口を叩くけどまったく相手にされてない感じとか好きです。
      よそ者がやってきた異物感が不気味な印象を醸し出して
      ミステリアスな世界に引き込むんだと思います。

      推理は…今回はほぼ考えてないですね。
      8人に喋らせて、なおかつ尺は普段の半分なので
      ほとんどニュータイプかエスパーみたいなレベルで真相看破してます。
      推理度外視の短い読み物と思っていただければ幸いです。

      最初は証言の粗をつぶさに見ていくと矛盾が見つかる論理パズルみたいな構成を
      考えていましたが、見破った後の展開が思いつかなかったので
      客全員が数珠つなぎ構造になっていることを指摘することで
      均衡状態が保たれ、互いが攻撃しあわない抑止力になっている
      という構成になりました。

      初回プレイはよそからやってきた探偵さながらに
      客たちが何を言ってるかわからない感じで中盤まで進みますが
      1回プレイして関係性がわかると、序盤から結構露骨に牽制しまくってますね。
      あと実は上のタイトルとサムネでもう犯人を言ってたりします。
      あとジェームズさんは今回微妙にモデルチェンジして美人になってます!

  3. 会話劇がとても楽しかったです。
    めっちゃギスギスしてるはずなのに詰り合いがどこかコミカルで退屈しませんでした。

    そんな会話劇の中にしれっと仕込まれてる秘密がほんと上手いですね。
    初見では違和感に気付けないのに二回めだとそれはおかしいやろっていうのがちょっと悔しくて楽しいです。
    二回めだとさらに「探偵さんはお見通しだよ」っていうセリフで爆笑してしまいました。
    コントかよ。
    その後の山場での刑事のオシャレなセリフも大好きです。
    とてもおもしろかったです。

    • ありがとうございます。
      しかし、こういう話で弁護士やらエコロジストにいい役が振られることはまずないですね。
      前者は高慢に振る舞って空気を悪くして、後者は協調性がなくて場を乱す。
      そのまんまの2人でしたね。でもこれは正直書き手の問題もあるように思えますね。

      探偵もののお約束として”探偵の何気ない質問は必ず後々意味がなくてはならない”
      …とはいえ、ラジオの件はともかくとして、あの時点で嫁の前職まで尋ねておくのは
      さすがにエスパー過ぎましたね。自発的に言わせる流れにするべきでした。

      当初は二丁持っていて、予め一丁スってたけど二丁目の存在に気付かなかったという構成でした。
      これなら流石に予想不可能という言い訳も出来るし、スるチャンスを前半に仕込んでおいて
      なぜ予めスってたかというと、最初から怪しいと思っていたからです、なぜなら…で
      勝ち確ドヤ顔推理を披露できるので構成としてとても自然だったんですが
      シーンを作るのが面倒くさかったので止めました。ダメ過ぎる!

  4. 面白かったです!

    なるほどなるほど~ってなりました。
    一見無意味に見えて、実のところ全てに意味がある、という感じでスッキリしました。
    私はマスターが怪しいと思ってましたね!なぜなら一番部外者っぽいのが一番の当事者である、というメタ的推理。

    実際はトラブルが起きて、ナイフ~からのお零れセリフで大体の関係性が把握できました。
    大体弁護士は犯人でも犯人じゃなくても悪い奴。むしろ犯人の方が情状酌量の余地がある分マシというのがアレですね。
    一旦オチてからの、最後の偶然が実は必然だった、という二段オチがキレイで良かったです。

  5. ありがとうございます。
    マスターはもう怪しいとかそういうレベルじゃなくて
    客がナイフ振り回しても銃を持ち出してもピクリとも反応しませんからね。
    ほとんどイレギュラーな存在です。
    最初から隠すつもりはなく、あとはこのキャラがどういうオチをつけるのかだけですね。
    ただ正体を明かすだけでなく、面白いオチに繋がった思っていただけたなら幸いです。
    ちなみに平然としてたのはいざとなればなんとでもなるからですね。
    作中では天気まで操ってます。恐るべし火星人のテクノロジー。

    弁護士が大体悪い役割を振られる件ですが、やはりこれは書き手が弁護士の仕事を
    不勉強でよく知らないのが一番の原因だと思っています。
    なので警察とか弁護士がしっかり仕事をしてるミステリというのは総じて面白いです。
    警察小説とか法廷物とかですね。
    エコロジストは…これはもうどう足掻いても悪役ですね。しょうがない。
    老人はミッドサマーみたいな村を運営してるイメージで書いてました。怖い。

  6. やったーミネルヴァシリーズの復活だー!
    マリィちゃん出てこなかったのはちょっと残念ですがやっぱりジェームズさんがどんどん真相を明るみにしていく様は見ていてスッキリしますね。
    すごくテンポがいい。

    短編でもしっかりした推理物になっててグッドグッドですね。
    会話劇見てるときはなんか違和感あるなーでも違和感の正体わかんねーなーってなってたのがあー!そういうことかー!ってなる瞬間がたまんないですね。

    いやほんと上手いですわ。

    • ありがとうございます。
      続かないですよ!?番外編みたいなものです、念の為。

      マリィも賑やかしに出したかったんですけど、どうしても枠が空かなかったですね。
      でもワトソン役を入れると合いの手をいれさせないといけない都合
      話のボリュームがどうしても膨らんでしまうので
      短くまとめるなら入れないほうが展開がスピーディーになっていいかも知れませんね。

      かなりおいてけぼりなので終盤にならないとわけわかめですね。
      2周目をやってみると意外と老人が鋭いことを言っていることに気付いたりします。
      作中ではインチキ呼ばわりでしたが、実は本物だったのかも知れませんね。

      興味が出たら原作も調べてみるといいかも知れません。

  7. なるほど、過去の事件簿シリーズならまたジェームズさんにお会いできるんですね。( ̄ー ̄)ニヤリッ
    …そういえば書きたくなったら過去編書けばいいじゃないと言われていましたね。

    プレイさせて頂きました。
    今回は文章量的にはそう多くはないのにキャラがそれぞれ無駄なく仕事をしていて
    それでいて話の組み立て方がとてもうまくて引きずりこまれていきました。
    どうやったらこんなお話が作れるようになるんですか…おかげで二回連続でプレイしてしまいました。

    そして今回のマリィちゃん。…ん?マリィちゃんがいない!

    • ありがとうございます。
      実は連載(というほどシリーズやってないですが…)してる時も
      過去編と言うか、最初の事件が起こる前の前日譚とかも考えてました。
      話が全く思いつかなかったのでお流れになりましたが…。
      なんにせよ、1回エンディングまでやってオチを付けてしまえば
      あとは気の向いたときに好きなエピソードをやってもいい無敵モード!
      コナン・ドイルが強引にホームズを滝に落として始末した気持ちがわかりますね。
      (その後、読者の猛抗議を受けて生き返りましたが…)

      結構色んな事が起こりつつ、1万文字…文庫で言うと20ページくらいの容量なので
      展開が早い早い。ちょっと(だいぶ)強引過ぎると自覚してますが
      楽しんでいただけたならとてもありがたいです。
      解明編の前にもうちょっと補足して不自然さをなくしたほうが良かったかも…。
      でも刑事以降の展開はスピードも伏線も満足しています。

      ところがどっこい、マリィちゃんはいません!これが現実!
      制限上仕方ないとは言え、せっかく番外編出したのに未登場なのは
      自分もなんだか惜しい気がしますね…。

  8. 密室で、密室の中だけで完結して、且つ全て未然に防いだってところが珠玉でした
    元ネタは知らないので比べられないのですが非常に興味が湧きました
    事件が起きる前に~ってのは殺人推理モノの探偵役にとっては理想ですね
    小さい頃見た古畑任三郎でそんな事言ってたきがします!

    女優の動機は昨今の重大事件のアレとちょっとカブっちゃいましたね。それはさておき、毒気抜けたとはいえ自分を殺そうとした相手と同乗するってのはなかなかハードル高いなと思いました^^;ですがスッキリ終わらせてくれたのですんなり消化できました!この辺はセリフ回しの妙だと思います!

    最後の介入っぷりもいいですねwこういうほんの少しのSF味付け好きです
    とても面白かったです!

    • ありがとうございます。
      事件が起きる前に事件を解決する。探偵の理想ですね。
      勿論、エンタメ的はスリリングな展開にならないと成立しないですし
      未然に防ぐ話ばかりじゃつまらないですが探偵のスタンスを示すものとして
      一度位はこういう話があってもいいですね。
      振り返ると古畑警部補は名探偵の中ではかなりの人情派でしたね。
      人が亡くなってるのに謎解きジャンキーを気取って「面白くなってきた!」とか
      言い出す探偵は人間的にダメだと思ってます。
      当シリーズ作中でもそういう描写はなかったはずです…多分。(探さないでね!)

      女優の動機は…言われて気付きました。ひぇえええ。
      (一応断っておくと、作成中は事件自体が起きてないですし
      アップした時点では動機云々は全く取沙汰されてなかったので知る由もなかったです)
      帰りのバスでの心境はおそらく、自分を殺そうとしてた相手と相乗りする危機感よりも
      未然に防がれて、殺し殺されしなくて良かったという賢者モード的な安堵感の方が
      上回っていたのかも知れません。まぁお互い嫌いは嫌いでしょうが。

      最後は原作リスペクトです。
      マスターの何考えてるかわからない目つきは好きです。

  9. こんばんは、プレイさせて頂きました

    まさか一番怪しいやつが犯人だったなんて・・・
    弁護士が口だけで結構なポンコツだったせいで事件がこじれた気がしますw
    火星人の言っていた2回使ったは銃の暴発となんだろ?雪をやませたのかな?
    帽子の下がカワイイのも良かったですw
    あとジェームズさんの萌え袖コートが可愛かったです!高校生にしか見えない・・・
    推理シーンはあんまり無いので毎回楽しみにしています
    面白かったです!

    • ありがとうございます。
      一番怪しいのってマスターじゃなかったですか!?
      …まぁ全員に役を振らないといけない都合上こうなるのは致し方なしです。

      ポンコツ弁護士が余計な刑事認定したせいでこんがらがった感がありますが
      逆に考えると、最初から疑っていたら犯人が懐柔は無理とばかりに
      強硬手段に打って出てた可能性があるので、実は影のMVPかも知れません。
      …え?宇宙人がなんとかしたんじゃないかって。それを言われると…。
      いずれにせよ、弁護士らしいことはしなかったので、急に医者の真似事をし始めましたね。

      2回はそのとおりですね。恐るべし、火星テクノロジー。
      原作では火星人は腕が3本でしたが、まぁタコのほうが通じやすいですよね。

      26歳であの見た目!
      ホントはもう少しじっくり中盤を厚くするべきだったんですが
      それをやるとまた説明説明で長くなっちゃいますからね。
      さらっとした作品でしたが楽しんでいただけたなら幸いです。

      • あ・・・すいません言葉足らずで
        推理シーンを作ってくれる方があまりいないので毎回楽しみにしてます!
        と書いてるつもりでした、分かりづらくてスイマセン!

        • 自分もミステリ系はもっと増えてほしいです!
          むしろ一時期そういうブームがあったような気がするんですが…。
          なんだか矛盾してるようですが、作るコツはとりあえず一本作ってみることだと思います。

  10. う~ん流石というか会話劇だけなのに物語に引き込まれてしまいました。
    考えたら登場人物全員ほとんど動いてないんですよね(笑)

    あえて名前を出さずに職業だけで話を進める事で、登場人物のキャラ付けがすぐに頭に入って来るようになっているのが見事でした。
    そのおかげで頭の悪い自分でも相関図がすぐに理解できましたね。

    しかし乗客の関係があんなことになっているとは…。話を聞いていただけでは全然気がつきませんでした。
    火星人云々の話も説明されて初めてそういう事か~ってなりました。最後に全部繋がって気持ち良かったです。やっぱり話の組み立てが上手いですね。アホな自分には絶対無理です(笑)

    そして火星人が……ラストの展開も面白かったです♪

    • ありがとうございます。
      会話してるだけだとホントに作るの楽でいいですね!
      今は作図解説明とかもなかったので、実に楽でした。
      世界一省エネなエモクリですね。

      自分も名前覚えられない派です。
      勿論、後半にいけば大体覚えてきますが、表紙をめくって人物紹介で
      次のページまでずらっと並んでたりすると、うげ…ってなっちゃいますね。
      特に人物のバクグラウンドがなく、役割だけで済むならこの方式はいいですね。

      火星人襲来のオチは個人的に気に入ってます。
      そのためにわざわざ年代を戻して50周年に…。でも実際記念放送とかしたんですかね?
      してないような気がしなくもないです…。
      火星人はいいやつです。

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