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天国にそっくりな場所

非エロ ミステリー

イタリア・レオパルディ医学研究所の講演会。

その驚くべき発表内容は「永遠の命の実現」についてだった。

果たしてそれは天国に至る道なのか…?


ちょうど160カットのさくっと読める短編。

最初から最後まで主人公がずーっと喋り続ける作品がやってみたくて作りました。

99%主人公の独白で構成されて、他のキャラは一切出てこないという

手抜き極まれり作品です。当初は50カットに収めるつもりが3倍だよ、3倍。

一応ハッピーエンド?のつもりです。多分…。

余談ですが、褐色メガネ少女って天才っぽくて大好きです。

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コメント

  1. 短いお話なら・・・と気軽に手を出してみたら
    内容はヘビー級でしたw

    この手のヒトの思考はどこで作られるのか?という
    哲学やオカルト要素も盛り込んだ命題は面白いですよね。
    なんとなればヒトは自分ひとりの脳ですら「意識」は
    実は1つではなくて脳の中で沢山の小さな意識達が
    意見を出し合って総合的に1つの答えを出してる・・・
    なんて研究結果もあるそうなので・・・

    私ももし移植手術を受けることがあるとしたら
    ノーパン性癖の人の臓器は移植されないように
    気をつけることにします。

    • ありがとうございます。
      元々の構想ではもっとシンプルに
      「移植した角膜の記憶で犯罪が露見する」という
      プロットの最初と最後だけを繋げたお話(というかブラックジャックの「春一番」そのまんま…)
      だったんですが、実際にそれを形にすると腹に貯まらない感じだったので
      ゴテゴテと足してこうなりました。ちょっと説明部分が長くて頭でっかちですね。

      脳内会議やってる説あるんですね。脳って不思議です。
      案外眠って意識をシャットダウンした時に人間って毎日死んでいて
      起きた時に新しい意識でリスタートしてるんじゃないかと思ったりしてます。
      でもその場合って自分には仮に死んでても絶対分からないって怖いですね。

      ノーパン性癖の人は少数派なので大丈夫だと思いますが
      万が一もあるのでドナーカードに記載義務を付けて欲しいですね。

  2. お話の内容が面白かったので興味津々という感じで読み進められました。
    ただ、えぐいなぁと思いました。
    穴があるカットが絵的にはシンプルなシルエット図でしたがなかなかのものでした。
    見終わるとタイトルと中身でくるものがありました。
    面白かったです。

    • ありがとうございます。
      途中の部分はなんだか学習教材を作ってる気分でした。
      いきなり話の風向きが変わって温度差がヤバイやつでしたね。
      風邪を引かないようにお気をつけください。

      ちなみにタイトルは元々「天国にそっくりな星」でした。
      神林長平のSF小説ですね。中身はあんまり関係ありませんが
      エピグラフ(序文)の「天使にはなれない」が着想のきっかけだったりします。
      楽しんで頂けたなら幸いです。

  3. 面白かったです。

    そういえば昔ソフィーの世界という本を読んだなぁ、というのを思い出しました。
    言葉で追い詰める、というのはとても知的だとおもいます!
    褐色メガネで丁寧口調ドSっぽいのはもうIQバリ高の証ですね。強い。

    • ありがとうございます。
      「ソフィーの世界」ありましたね!
      恥ずかしながら40Pくらい読んで寝てしまいました。
      すいません、ホントは20Pくらいです。見栄を張りました。

      哲学ではないですが着想の一つとして同じく神林長平の
      「スフィンクスマシン」という短編があって
      子供が生まれてからスランプになって絵がかけなくなった絵描きが
      精神療養のために火星に旅行して、そこでスフィンクスマシンという
      群体型ブロック生命体?とスランプの原因を対話問答するという内容で
      これが非常にCOOLで、このたびの全編会話みたいな話になりました。

      最初とぼけたような態度とってたくせに、いきなり超絶ドSモードに豹変する
      褐色メガネ美少女とか最高やん?あ、糸目男タイプはノーセンキューで。

  4. 非常に面白かったです
    robikus1さんの知的キャラのお喋りは大変破壊力が高くて
    ぐぐっと引き込まれて気が付けば終わっておりました
    魂、意識の話はゾクゾクします
    大変興味深くて惹きつけられるテーマですね
    臓器に記憶という話はそれなりに見ますが
    意識のバックアップとか凄い発想です
    それと褐色メガネ女子ですが大変素晴らしいと思います

    素晴らしい作品を有難うございました

    • ありがとうございます。
      やっぱりずっと喋らせておくのが一番楽だと気付きました。へっへっへ。
      というかコイツの専門はなんなんでしょうね?
      最初は脳医学研究所とかしてましたが、下手なことを言うとボロが出るので
      なんだかよくわからない胡散臭いヨロズ屋みたいなヤツになりました。
      まぁ天才美少女設定なので広い心で許してあげてください。

      臓器にバックアップして意識を連続するというアイデア自体は
      完全オリジナルです。というか多分先達の方々が思いついても
      しょうもなくて採用しなかっただけだと思いますが…。
      科学も突き詰めると逆に神の存在を信じざるを得ないと言いますが
      彼女にとっても何か大いなる運命と存在を感じざるを得ない話だったんでしょうね。
      あと褐色メガネ。インド系or中東系メガネ美少女の圧倒的天才キャラ感…!
      ご精読ありがとうございました。

  5. 褐色だぁぁ!と喜んだのも束の間、読まされました。前フリ段階で何気なく出てきたワードをしっかり回収する構成がお見事です。
    演説途中でサイコな事言いだして参加者戦慄、お義父さまは哀れ実験台にされていたってオチだと序盤は思ってたんですが、合ってたようで違いましたね。ちゃんと勧善懲悪されていてスカッとエモクリ。

    まぁ彼女はよく健全な倫理観を保てたなぁという感じがしました。お義父さまのツメが甘かったんでしょうねぇ
    なかなかにヘビーな報いでしたね。そのうち気が狂ってしまいそうですがそこがゴールになるんですかねぇ・・・その頃には狂った脳を修正する術を彼女は見つけていそうで恐ろしいです^^;

    • ありがとうございます。
      褐色キャラをずっと眺めていると、いざ白い肌を眺めた時に物凄く変な色に見えますね。
      いや深い話ではなく、単に目の色調補正のことですが。

      逆に作っててサイコ科学者ものという発想はありませんでしたね。
      漫画とかで見かけるボンドルド卿的「科学の発展のためには倫理なんか不要」な
      マッドサイエンティスト系キャラは読む分には楽しくていいですが
      自分で作ったら絶対安っぽいキャラになって上手くいかないと思います。
      あとメイドインアビスはレグがメチャクチャ好きです。

      中世の貴族達は何不自由のない生活に飽いて
      ネクロフォビア(死恐怖症)に苦しめられたという話がありますが
      金持ちが最後に行き着く先が死の克服なのはいつの時代も同じなんでしょうね。
      今も昔も自分の命を貴重に思う人ほど他人の命には無頓着という現実がありますが。

      余談ですが主人公の名前のラビアは女性器の英語呼びではなく
      イタリア語で「怒り」の方です。一見すると酷すぎる名前ですね…。

  6. 都合のいい永遠なんてないからね、しょうがないね。
    科学であったりスピリチュアルだったり、どこかのマッド科学者がやってそうな研究だと思ったりで面白かったですね。
    そっくりそのままの記憶を別の器にコピー出来たとして、それは同じ物ではなく、「自分」の引き継ぎ足り得ないというのは同意する部分です。話は逸れるかもですけど、ループものって一度繰り返した時点でもう今まで自分が生きていた世界とは別物では無いのか、とか考えたりします。
    澄ました顔で途中から闇が吹き出してくるのはいいですね、迫力を感じました。
    臓器で脳の代替あれこれは面白いですね。技術革新も進んでいくでしょうし、はるか未来ではもしかしたらSFのような技術ができるのかも……禁断の果実臭いですけど。
    散々講釈しておきながら、自分で最後には懐疑的ですと言い放ったのは痛快ですね。この研究の道を(無理矢理?復讐の為?)に進みながら、最後に言ったことが最も大切であると自分自身で分かっていたように思いました。
    ラビアビジュアルいいですね。クール、天才、褐色!名前にも、もしかすると意味はあったんですかね?
    義父にここまでしておいて、彼女のこれからが心配です。そんな事を考えてしまうのです。
    たまには哲学?みたいなものもいい。なかなか人を選ぶ内容ですけど。エロがあれば……!

    • 昔のSFに出てくる移動装置、ゲームでも女神転生のターミナルなんかもそうでしたが
      人間を一旦粒子レベルに分解して、もう一つのターミナルで
      意識も含めて肉体を再構成する…なんて説明がなされてましたが
      現代の視点で見ると「それ主人公は死んでて転送されたのコピーやん…」ってなりますね。
      ファンタシースター2というゲームでは蘇生がなんとクローン(?)でした。いかんでしょ。

      ループものは実質的には平行世界。面白い考えだと思います。
      そう考えると過去に戻って理想の人生をやり直すなんて、実は知らない世界だとしたら
      恐ろしく虚しい行為にも思えてきますね。

      ループと言えばそれを逆手にとって
      「Island」というゲームではタイムマシンで過去に戻ってやり直してたつもりが
      実は何万年も未来に進んでいたけど、文明は滅ぶたびに全く同じ歴史を繰り返していたので
      ぱっと見では見知った過去に飛んだと勘違いしてた…みたいなネタだったはずです。確か。
      これは完全に周りはそっくりさんの別人ってことになりますね。

      多分元々のアイデアは他にあったと思います。藤崎竜の「封神演義」もそんな話でしたしね。

      金持ち連中の考えは正教的というか…天国があり、永遠の幸福がどこかに存在すると思ってますが
      多分ラビアはそれとは違って、世界は苦しみに満ちていて
      考える意識が存在する限り人間は苦しみ続ける(四苦八苦の語源ですね)
      仏教的な透徹した感性をイメージしています。要するに今を大事に生きろよ!ってことですね。

      ラビアの由来はひとつ上のコメントのとおりです。
      さすがに女性器(英)はどうかと思いましたが、名前の響きがピッタリなので採用しました。

  7. 私は100→350カットで3.5倍だったので私の勝ちですね!(計画性の甘さが)
    講演内容だけの短編小説的なイメージですね。エモクリのメリットは図解が入ってわかりやすいことと、画面に可愛い褐色少女がずっと映ってることですね。おかげでテキスト読み進めるのも苦になりませんでした。
    興味深いテーマでした。自己を継続させる視点ではコピーじゃなくて移動の技術が必要になるというのは面白いですね。個人的には臓器に詳細な記憶があるというのは眉唾な気がしますけども、人格に影響が出るくらいのことはあってもおかしくないかなぁとは思ってます。
    以下ネタバレ反転
    臓器売買と絡めて復讐譚にしちゃうのは上手いと思いました。
    ところでこの視点人物は誰なのでしょうか? 視線の向きから義父ではない聴衆の一人のような気がしますが、個人的には義父視点から真っ直ぐ褐色美少女になじられたかったです!

    とても面白かったです!

    • ありがとうございます。
      30カット構想と言っておけばこっちの勝ちでしたね。
      ツメが甘かったです。

      10P程度のオムニバス短編小説のイメージで書いてました。
      文字だけだと間取りやら時系列やら言われてもさっぱり分からないですが
      エモクリだとこうやって図解方式で説明できるのでそこはとてもいいですね。
      これで巻き戻し機能とかのUIがあればもっといいんですが…。

      臓器の記憶移転は…はっきり言って眉唾ですよね。
      人格の変化だって、手術を経たことによる心境の変化による影響
      急激な内面変化で発生したストレスを緩和するための自己防衛的思い込み等で
      生理学的に十分説明出来ると思います。
      チベットの高僧の生まれ変わりと同じく、信憑性に欠ける話だと思ってます。
      でもそんなありえないことが現実に起きたからこそ、ラビアは魂の実在を信じたんでしょうね。

      視点の人物は…全く考えてませんでした。
      ただの定点カメラですね。当初の予定どおり、ただの三人称短編のイメージだったので。
      でもそこを義父視点にして感情表現するのは面白いアイデアだと今更ながらに思いました。
      次回は書く前に指摘をお願いします。

  8. こんばんは、プレイさせて頂きました

    晴れ渡った青空を見上げるさわやかなサムネ!
    しかし中身はなかなか重たい話でした・・・ハッピーエンドとありますが
    暴走した義父にラビアちゃんが酷い目に合わされないか凄く気になります(エロ拷問ならヨシ!)
    人の想いや記憶が不変であり不滅なのはロマンチックですが、今回のはホラーですね・・・語りかける臓器・・・怖い!

    追伸)ノーパン派は決して少人数ではありません、いつも見張ってます!

    • ありがとうございます。

      >追伸)ノーパン派は決して少人数ではありません、いつも見張ってます!
      少数派だ、囲め
      余談ですが「炎の孕ませ」シリーズ最新作の
      「もっと!孕ませ!炎のおっぱい異世界超エロサキュバス学園!」というゲームでは
      サキュバス学園はノーパンが制服というクソ設定のおかげでパンツシーンが0でブチぎれました。
      ヌキゲーでこんなにブチぎれたのはパンツを履かせたまま
      チ○コがパンツを貫通して挿入する「姫騎士オリヴィア」以来です。

      わりとヒロインが後で酷い目に遭う想像をしている人がいて
      書いてる方は別にそういう意識はなかったんですが、フラットな視点で見ると
      どう考えても後で制裁案件ですね。平和?な後日談でも作ってみましょうか。

      人の記憶や思いが不変や不滅というのは一見美しいけれど
      呪いのようで考えてみれば恐ろしい話かも知れませんね。
      どこかで役目を終えて、新しいものに繋ぐのが自然なのかも知れません。

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