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オツベルと象

ADV専門 HなしHパートなし感想求

オツベルと象です。

自分用に作りました。
縦書きが不慣れなため、ウィンドウサイズ等によっては文字ズレがあるかも知れません
振仮名をつける作業を進めています。

コメント

  1. 幼少期最大のモヤモヤ物語だ!!!
    小さい頃読んだものはわかりやすい文体だったと思うので、原文初めて読みました。
    原文の臨場感すごいですね。
    あのラストも、自分が読んだのは字があてられてた気がします。

    象さんがかわいくてかわいそうで泣きそうでした・・・

    • 感想ありがとうございます!
      オツベルと象は助けられた白象がさみしく笑うのと川へはいっちゃいけないの二大モヤモヤのせいで、宮沢賢治屈指のモヤモヤ物語だと思います。

      文は読みやすくしようかとも思いましたが、そのままの方がなまなましい感じがしたので原文を採用しました。
      象が押し寄せて来るあたりからの急展開感はとても好きです。
      ラストの不明文字は原稿だと■になっているらしいのですが、定説だと「君」で「語り手の牛飼いが話の聞き手(子供か牛)に言っている」ということなのですが、私は初めて読んだ時からずっと白象に対しての言葉だと思っていました。

      白象さんの表情やポーズは前半と後半に落差が出るように心がけてやっていたのですが、月と話すシーンとかは表情つけていて自分で泣きそうになってしまいました!

  2. 公式にてダウンロードしてプレイさせて頂きました。
    元の童話を知らず、こちらの作品で初めて触れたのですが、色々と考えさせられる内容で面白いと思いました。
    プレイ後考察サイトを色々見て回ると、そういう見方もあるのかと自分の読解力のなさに苦笑しました。
    ぞうの鳴き声や、原文のセンスが独特であったりするのがすごいと思いましたね、いや、面白い。
    エモクリという作品でこちらの原作をチョイスし、ここまでの表現をされるとは作者様の感性にも驚かされるばかりです。
    白い象のセリフと擬人化した表情の表現が個人的にはすごく良かったと思いました。
    素晴らしい作品をありがとうございました。

    • 感想ありがとうございます。
      プレイしていただいて白象も喜んでいます!

      宮沢賢治は「銀河鉄道の夜」や「注文の多い料理店」のような有名どころの他に「オツベルと象」「猫の事務所」といった色々考えれる味わい深い話があるのでおもしろいです。
      最初になんとなく自分が好きな話をエモクリで作ってみようと思い、比較的短い話の多い宮沢賢治の「オツベルと象」か「猫の事務所」で迷ったのですが、象の方がドラマチックな気がして選びました!
      グララアガアは、そう頭に文字を浮かべて象の鳴き声を聞くとグララアガアと聞こえるのですごいです。

      白い象の表情や仕草はかなり力を注いだので褒めてもらえて大変うれしいです!
      自分で好きなのは鎖をつけられてもうれしそうに歩く象と月と会話する時です。
      月と会話するとこは普通に泣き顔にしようと思ったのですが、月に心配させまいという顔と境遇へのあきらめの顔を模索した結果、ちょっと悲しい笑顔みたいになりました。

      また遊んでください!

  3. プレイしていて、中学校の国語の授業で読んでグララアガアと真似するのが友達の間で流行ったのを思い出しました(笑)
    白象さんの表情やしぐさがかわいらしく、エモクリのシステムで演劇で再現とはよく考えたなぁって思いました。

    素晴らしい作品をありがとうございました。

    • こちらこそプレイいただいてありがとうございます!

      グララアガアは、たぶんグララ↑ア→ガア↓ですグララアガア!
      マップは当初普通に色々使うはずでしたが、オツベルの登場シーンを作っている時に「もう全部これにしよう。ちょうど舞台が建物の中と外みたいになって最後のシーンも作りやすかろう」と思って演劇っぽくなりました。
      白象さんの表情やしぐさはやっていて自分でかわいいかわいそうと思っていました!
      なかなかこれだという顔にならないところもあったりして頑張ったのでtysさんにかわいらしいと感想いただいてうれしいです。
      見返していて一箇所ここでこの顔は・・・というところがあったのでそこは直す予定です。というか直しました。

      また遊んでください!

  4. 後出しジャンケンみたいな感想でなんなんですが、時計と鎖を課せられるシーンはテーマ的に一等重要な地点で、月との会話シーンは物語として一等美しい地点ですから、そこに注力する手際の適切さには拍手の連打しかありません。全体としても象の表情の哀感は他のどの作品も呈したことのない地平に達していると感じます。

    • コメントありがとうございます!

      時計と靴が壊れて鎖だけ残った状況をよくわからないでよろこんでるところと、月と会話するシーンをエモクリでやってみたいと思ったのが作った理由のひとつなので、拍手連打に心臓が高鳴ります。
      月との会話場面の表情付けは最後にさみしくわらうところよりも試行錯誤しました。
      試行錯誤している時に自分で悲しくなって泣きそうになりました。
      またなにか作ったら遊んでください!

  5. 昔読んだ記憶がうっすらあったんですが、すっかり忘れてましたね。
    こんな話だったんですね。
    かなり面白い趣向で作られてますね。
    舞台と白背景だけなのに、風景が浮かぶようでした。
    表情一つ一つが悲しくて悲しくて、とても良かったです。
    エモクリでこんな気持ちにさせられるとは思いもしなかったです。

    • 液体先生コメントありがとうございます!

      マップが体育館ステージだけになったのとマップ内のスクリーンを使った白背景はなりゆきの産物ですが、思いの外雰囲気が出て自分でも驚いています。
      とくにスクリーンの白背景は微妙に端っこにグラデーション?がかかっていて、ちょっと雲みたいに見えました。
      白象は前半は見ていてにこやかになるような表情に、後半はなんとか救ってあげたくなる助けてあげたい表情になるよう試行錯誤して自分で泣きかけました。
      作っている時になんでこんな悲しい話を作っているのか、これ受け入れられるんだろうかと不安だったのですがいろいろコメントいただけたので作ってよかったです。

  6. うっかり手を出したら想像以上に刺さりました
    この時代の文語文というのもあるとは思うのですが、宮沢賢治のそれは非常にズドンと胸に来るものがあって
    声に出して読みたくなるようなリズムと迫力が凄まじいわけで、白象さん可愛いわけで、可哀そうなわけで
    なんだかよくわからないままひっぱり込まれてしまって気が付いたらおセンチな気分に浸かっておりました
    何を書いてるか自分でも良く判りませんが、とにかく雰囲気が良く出ていて大変良かったです
    まさかエモクリでこんな気分になるとは思いもよりませんでした
    良い作品をありがとうございます、次回作も期待しております

    • ありがとうございます!

      お話の雰囲気を壊さないように気をつけて作っていたのですが、象を擬人化した時点でふざけていると思われないか不安で投稿もするかしないか迷いました。実は。
      でも匿名さんに雰囲気がよく出ているというお言葉を頂いて安心できました。

      私はシーンを作る時にそこで使うBGMを聞きながらイメージして作っているのですが、白像の手紙シーンあたりは作っていて自分も悲しくなってしまいました。だいたいBGMのせいです。

      またなにか作ったら遊んでください!

  7. 元々物語を知らない自分でも雰囲気とイメージががっつり伝わってきました。
    かなり真剣に見れたのはすばらしいと思います、舞台を使ったのもgoodで演劇の見事ある人ならわかりますが
    像が上るシーンはそのままイメージ場面に置換されますし。他の方と同様の感想しかできないのが心苦しいですが
    しんみりと読ませてもらいました。

    • サワヤカマンさんありがとうございます!
      お返事がものすごく遅くなりましたことをまずお詫び申し上げるとともに最近仕事上忙しい時期でと言い訳をします!

      オツベルと象は宮沢賢治の中では割りと短くて内容も読みやすいので好きなお話です。
      最初は「こういうのもエモクリなら許されるんだろうか」となんとなく作り始めたのですが、作っている内にだんだん気が入ってきて自分でもとても思い入れのあるものになったので、真剣に読んでいただいて私も喜んでいますが宮沢賢治も喜んでいると思います!

      本格的に全体を演劇っぽくしようとしたのは白象の登場シーンあたりからなのですが、最初は変だとか手抜きみたいに思われないかと不安がありました。
      でも色々と感想をいただいて、自然に受け入れていただけたようなのでとてもうれしいです。
      またなにか作ったら遊んでください!

  8. 拝見させていただいたのは、半年以上前になりますが、久しぶりに観たので、コメントさせていただきます。
    原作を舞台形式で再現するというのが、とても、秀逸なアイデアだと思いました。
    小道具のピストルをパイプ代わりにしたり、象の耳に見た立てた大きな付け毛など小道具の使い方にそつがなく、また、白い象が小屋に入ってくるシーンを客席から舞台に上がってくると言う描写で再現しているところ、特に舞台下にいる白い象がステージに右手を乗せているところは、見てて、ハッとしました。

    白いニットのシンプルなコーデで大きな白い体をイメージさせてる白い象の表情が豊かで、後ろ手にくんで大きな体で見下ろしてくるところや、膝を抱えて小さくなっているところが物語の雰囲気と合っていてとてもよかったです。
    無防備なくらい無邪気で気さくな生き物が、その気のいいところにつけ込まれて虐げられるやるせなさや辛さがとてもよく出ていて、こちらの絵とBGM付きのシーンを初めて見た時は、鬱になってしまうくらい、インパクトのあるシーンでした。

    あと、「ラストの不明文字は原稿だと■になっている」の部分、自分は白象にかけている言葉だと思っていたので、命は助かったけど、心はすっかりダメにされてしまったような、かなり救いのない話だと思っていました。

    • 超ありがとうございます!!!!!!!
      気がつくのがたいへん遅くなってしまいましたことを超お詫び申し上げます!!!!

      白象のことを細かく見ていただいてたいへんうれしいです。
      象っぽい雰囲気にするのにはシンプルな方がいいだろうと思って数分試行錯誤し、白ニット服にたどり着きました。横の長い髪の毛は牙のイメージです!!!!!!
      象を大きく見せるにはどうしたらいいだろうといろいろ考えた結果、オツベルを舞台に少し埋めたりしました。
      なんとなく好きなように作った気がしていたのですが、今思い起こすとオツベルと象はわたしの作ったシーンでも特に心を込めて作っていた感があります!!!!!!

      あとBGMに言及されて震えたのですが、オツベルと象は悲哀1.2.4で出来ているようなものです。
      そのシーンに使うBGMを聞きながら白象に表情をつけていて本当に泣きそうになったのはいい思い出です。

      一字不明■の言葉は、わたしも白象へのものだと思っていたので定説は無視して白象へのものにしました。
      白いとこに歩いていくところは作っていて悲しかったです。

      ありがとうございます!

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