第8話 怪物がきた日(前編)

学長室。
マボロシぱんてえに対する敵意を口にする肥満中年に対して、明後日だけは作戦を休止する事を条件に、次の作戦の許可を出す学園長。

肥満の男が、こんながらくたの助力など必要ないと息巻いて退出すると、部屋に残されたがらくたと呼ばれた少女に対して学園長は「あの男はマボロシぱんてえをおびき出す餌だ」「必ずマボロシぱんてえを始末しろ」と、少女…殺人マシン「4GAN(よーガン)」に命令する。
すると、部屋に居た最後の男が「俺はマボロシぱんてえなど知った事ではない」と切り出し「本当に奴を始末できる力をくれるんだな?」と学園長に問う。
学園長は笑みで男に答えた。
翌日、水泳の授業後にクラス全員の女子のパンツが盗まれる事件が発生。


1回目の事件後に学校側による監視が行われていたのだが、パンツだけがまぼろしの様に消え去り、その代わりに謎のカードが置かれているという不可解な状況で、理奈たちのクラスが3クラス目の犠牲となった事により、その日行われるはずだった水泳の授業は全面的に中止となった。
ユカはパンツを盗まれた事を非常に怒り、理奈と共に「盗る猫」を名乗る犯人を必ず捕まえると憤慨する。


二人は学校側による監視が行われている状況で更衣室に侵入した犯行の手口を、犯人が天井裏を移動して侵入したものと考え、用務員から脚立を借りて天井を調べるが、天井から侵入した形跡を発見する事はできなかった。
しかし、理奈は生徒だけで脚立作業をさせて怪我をすれば問題になるとついてきた用務員が、ノーパンで脚立の上に立つ事を気にするユカに対して言った「パンツを履いているからエロさがあるのであって、穿いていないならエロくもなんともないから誰も見やしない」との言葉に何か引っかかるものを感じていた。
その事に気を取られながら廊下を歩いていた二人は、突然謎の少女からの襲撃を受ける。



拳脚が掠っただけで服を引き裂く謎の少女の動きは人間のものとは思えず、命の危険を感じた理奈だったが、パンツを盗まれた事でマボロシぱんてえに変身する事ができない。


そんな窮地にジャッキーちゃんが駆け付けるが、

ジャッキーちゃんの攻撃は全て見切られ、逆に謎の少女の一発のパンチでその場に崩れ落ちる。
理奈はランバー・ラルの時の様なハンデがあるならともかく、万全の状態のジャッキーちゃん相手に圧倒的な勝ち方をする謎の少女の戦闘力はマボロシぱんてえと同等かそれ以上であると分析し、更には自分とユカの服もすべて切り裂かれた事で、強い敗北感を抱く。
謎の少女は「マボロシぱんてえは現れない様だな」と呟くと、それ以上理奈たちに何かをする事は無く去っていく。


ジャッキーちゃんは肋骨を3本折り、折れた肋骨が肺にめり込む重傷。
理奈とユカは服を切り裂かれ、体育の授業が水泳だった為に替えの服がスクール水着しかなく、変質者に付き纏われながら下校する羽目になり、パンツ泥棒に対する怒りと共に、謎の少女に対する復讐心も燃え上がらせる。

翌日。
たまたま、理奈たちの一つ下の学年がSEXの授業の日であった為に、非常勤講師であるSEXの教師が学校に来ていた為、餅は餅屋と昨日感じた違和感をぶつけてみた。
「パンツを履いているからエロさがあるのであって、穿いていないならエロくもなんともないから誰も見やしない」
それは男性の心理として正しい意見であるのだろうか?
SEXの教師の答えは断じてNO!というものであった。
中身があってこそパンツはエロさがあるのであって、穿いていないなら穿いてないでパンツの中身を直で見れるのだからエロいに決まっている。それをエロくないと言うのは、パンツに異常な拘りを持つ変質者である…と。
SEXの教師の証言を元に、再度昨日の犯行状況を振り返り、学校側が更衣室の監視として配備した警備員が席を外す事が無かったのかを問いただす。
すると、昨日は校門前に不審な金髪の中年が校内を窺っていて、学園長の指示で生徒の目がある間だけ警備員が更衣室の監視に立ち、授業中は用務員に監視を引き継いで校門に立ち、授業が終わるころ合いで再び更衣室に戻っていたことが判明。

全ての状況が用務員が犯人である事を示した事で、昼休みを利用して理奈はマボロシぱんてえに変身して用務員を問い詰める。

追い詰められた、用務員はあっさりと犯行を自供。
そればかりか「この世にパンティーほど素晴らしいものは無いんじゃ~~」「マボロシぱんてえ!お前は女のくせにパンティーを穿かんとは許せん許せんぞ~」「パンティーを穿かん女は皆殺しにしてやる~っ!」と、狂人めいた持論を展開してマボロシぱんてえに怒声を吐く。
用務員…盗る猫の正体を暴きさえすれば、後は簡単に倒せるだろうと考えていたマボロシぱんてえだったが、






三分身した後に目からビームを放つという、人間離れした技を使い、マボロシぱんてえを苦しめる。

しかし、ビームは必ず三分身してから放たれ、文慎吾はビームを放つ以外の行動はせず、分身終了時に僅かに隙ができるというパターンを見抜いたマボロシぱんてえは、分身終了の隙を付いて反撃。

そこに謎の少女が現れ、片手でマボロシぱんてえのドロップキックを受け止める。
自分の渾身の一撃を片手で受け止めて小動もしない異常な力と、足から伝わる硬い感触で、彼女がロボットであると見破るマボロシぱんてえ。

一度は見切った筈のビーム攻撃だったが、恐るべき格闘能力を持つ戦闘ロボとの連携により、再び防戦一方になるマボロシぱんてえ。

ついに躱し切れずガードの体勢を取らされるが、ジャッキーちゃんの肋骨を折り、そのまま肺に叩き込む程の力で殴られては、ガードした腕はおそらくこの戦闘中は使い物にはならない。
マボロシぱんてえが敗北の二文字を意識した瞬間、


横合いから飛んできた複数の光線がロボット少女の上体を傾かせ、パンチが逸れる。


「人が飯食ってる時にゴチャゴチャ騒ぎ起して、全員土下座で説教コースだと思って来てみたが…俺の生徒に手を出すとは、どうやら命要らないみたいだな」
SEXの教師が、片腕だけメカニカルなアーマー付けて、決して声を荒げる事は無いものの恐ろしい怒気を孕んでゆっくり近づいてくる。
コワイ(忍殺語)。


盗る猫は完全に戦意を喪失、ロボット少女は「メタヘード確認…状況Eに移行」と呟くと逃走を開始、SEXの教師は「メタボ野郎は任せた、俺はロボ娘を追う」と言って逃げたロボット少女を追跡。


逃げ切れない事を悟ったロボット少女は反撃に出る。
ロボット少女の格闘能力はSEXの教師の想像をはるかに上回っており、攻撃を的確に防がれ、受け身を取られてダメージを与えられず、コンバットアーマーを完全装着しなければ格闘において上回る事はできないと判断するが、格闘の技を正確に捌くコンピューターには、格闘ではない技で挑めば良いと思い直す。


SEXの教師はロボット少女を階下に投げ飛ばすと、受け身を取ろうとする彼女に空中挿入、


行動の意味が理解できずフリーズした事で、類稀なる格闘能力を持った殺人マシーンは受け身を取る事ができずに地面に叩きつけられてしまい、爆発炎上した。


マボロシぱんてえも、SEXの教師に再び借りを作ってしまった事と、彼がマボロシぱんてえの事を「俺の生徒」と言った事に一抹の不安を覚えながらも、捕る猫を撃破。
その不安の主が、ロボット少女を破壊したと戻ってきて、後で話がある等と言うので、正体がバレてしまった事がほぼ確定したと落ち込むが、そんな二人を呼ぶ声が頭上から響く。



その「金髪の中年男」はSEXの教師に言う。
「レンタ1号…近い内に四半世紀に亘り募った恨み、晴らさせてもらう」
次回、第9話 「怪物がきた日(後編)」

レンタヒーローが33年前、レンタヒーローNo1でも24年前か…
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レンタヒ~ロ~
アカン歳がバレる
いや、ドリキャス版ので興味をもって調べたことにすれば…
コメントありがとうございます。
ちなみにかなり前にゲストとして投稿したレンタヒーローネタ(&レンタヒロコのキャラカード)。
アレの直線上に居るのがSEXの教師です。