とりあえず、直接的な性行為の画像は避ける方向で。
第3話 脅威の超人くるくるぱーマン
理奈は朝から憂鬱だった。
今日は1時限目に月に一度のSEXの授業がある為である。
前年から理奈たちもSEXの授業を受ける学年に達していて、全員一年に一度は直接「SEXの実技教習」を受ける事になるのだが、初めて自分が実技を学んだ際、終わった後に「痛いだけで全然気持ちよくなかった」と虚言の強がりを言ってしまった。
口は禍の元。深刻な不感症と看做された彼女は翌月から実技を受ける対象では無いのに、不感症克服の為の性感帯の開発としてエッチな事をされていた。


通常、この学校では1回の授業で3人の生徒が実技教習を行い、他の生徒は見学となる。
1人目の実技の際に、次に実技を受ける2人目の生徒と直ぐに実技に入れる様に、1人目の実技と並行して2人目の準備運動を行う。要するに3人プレイ状態である。同様に2人目の実後の際には3人目の生徒の準備運動も行う。
そして、準備運動の必要がない3人目の実技の際に、理奈の様に対処の必要な生徒に対する処置が行われるのである。

そもそも、理奈は自分達のSEXを担当する非常勤講師は少女を相手にするにはちんこがデカすぎだと考えており、それは3カ月前に転校してきた転校生の証言でも明らかだった。
前の教師との明らかなちんこのサイズ差と、それが自分の中に入ってしまう驚きを教師に吐露する転校生に対して、SEXの先生の回答はこうだった「基本的にSEXの先生は性行為で少女に怪我をさせない様にちんちんがポークビッツみたいに小さい奴が選ばれる」「自分も以前は少女とSEXするには半年以上かけて女の子の体を慣らしてあげないとちんちん入らなかったけど、アメリカに居た時に邪教結社を壊滅させたら、連中に迷惑をかけられていた神様が悩みを解決してくれたので、女の子に怪我をさせる事も無くちんちんすんなり入るし、女の子の方も凄く気持ちよくなる」。
一年前の理奈が「生徒が感じなかったら不感症という、その自信は何なんだ?」と質問した際にも同じ回答ではぐらかしていた為に、それは先生の持ちネタである様だった。

そんな余計な事を考えて気を紛らわして快楽を押さえつけ、声を殺し、感じていないフリを続けながら授業が終わるのを待つ理奈だった。
SEXの授業が終わって、今日も上手く誤魔化せた事に安堵した理奈だったが、自分達の教室に戻ると男子達や担任が何やら騒いでいる様だった。


クラスで一番頭が良く、女の子にもモテる男子が明らかにおかしくなっていたのである。
男子たちは(男子生徒を受け持つ)SEXの先生の実技指導が激し過ぎた為に彼がおかしくなったと主張。教師たちは、そんな事はあり得ないとしながらも、SEXの先生には事情を聴く必要がある為に、本日これから行われる筈だった他のクラスのSEXの授業も中止と言う事になった。

これが授業中の事故ではなく、真犯人が居るのであれば理奈の様にSEXの授業を嫌って、事件を起こす事で中止に持ち込んだ他のクラスの生徒の仕業か、被害男子に屈折した恨みを持つモテない男子の仕業であると割と私情を挟んだ推論を出した理奈とユカは、男子への聞き込みと他のクラスへの聞き込みに分かれて捜査を開始。すると、事件当時の状況が見えて来た。



男子のSEXの授業は自分達の教室で行い、二人の先生によって同時に実技が行われていて、被害男子は教師Bとの実技実習中におかしくなった事。

怪しい事は特に気付かなかったけれども、教室では教師による実習以外にも(主に女教師とのSEXが原因で)女嫌いになった一部の男子によるホモセックスが行われており、もし犯人が居るならあの怪しげな連中で間違いないとの証言だった。
理奈は証言者の主観を排除し、男子達が実技の見学に夢中になった状況を利用した何者かが、堂々と犯行を行う事ができる状況だったのではないかと推測するが、人をくるくるぱーにしてしまう方法が全く思いつかず、やはりこれは事故だったのだろうかと思いかけた時、

余計な詮索を止める様にと忠告する、謎の怪人が現れ、理奈を追い回し始める。
正直、出て来なければ不可能犯罪として解決されるはずだったであろうにと、この怪しげな怪人を犯人と断定した理奈は逃走しながら隙を見てマボロシぱんていに変身し、級友をくるくるパーにした怪人「くるくるぱーマン」を倒そうと試みるが、


くるくるぱーマンの圧倒的な力の前に成す術もなく敗北。

マボロシぱんていは学校中を逃げ回る醜態を生徒や教師たちの目にさらす事になるが、空を飛び、素手で校舎を破壊する怪人物を目の当たりにした者達は、マボロシぱんていを嘲笑う事なく、恐るべき怪人の出現に恐怖した。


こうして、マボロシぱんていに恐怖を植え付ける事に成功し、反抗の意思を潰したと確信したくるくるぱーマンは、陰でユカに見られている事に気付かずヘルメット外して素顔をあらわにする。
それはSEXの教師のせいで被害男子がくるくるぱーになったと主張していた級友、ミチ夫であった。
限りなく犯人であろう人物を偶然の積み重ねで特定する事はできたが、証拠も無ければどうやって犯行に及んだのかも不明のまま、しかも犯人の正体を暴けば報復される可能性もあり、犯人にはマボロシぱんていでさえ敵わない。
完全に手詰まりだと嘆くユカに、理奈は、これまでの犯人の行動から分析して皆の前でこの事実を暴露すれば、証拠なんて無くとも必ず自分からぼろを出す行動に出るので、暴露したらとにかく逃げ切れば良い。自分の席は廊下に近いしミチ夫との席の間には障害物も多いので、変身していない生身のミチ夫相手であれば必ず逃げ切れると作戦を実行。


怪人物の校内立ち入りにより、授業中止となった為に全員帰宅する様にと担任が告げる中、その怪人がミチ夫であると理奈は告げ、予想通り過剰な反応を示してぼろを出すミチ夫だったが、

予想よりはるかに速い変身を、言い逃れが不可能な皆の前で行うという、後先考えない想定外の行動によって絶体絶命の窮地に陥る。



しかし、たまたま廊下で全てを聞いていたSEXの非常勤講師の一撃によって、くるくるぱーマンは沈黙。変身セットを奪われて救急車で運ばれて行くのだった。
理奈の無謀な行動を咎めるSEXの先生。今回は本当に偶然の連続に助けられたと自覚している為に心底反省しつつも、何故そんなに強いのかと尋ねる理奈にSEXの先生は笑って答えるのであった。

「このぐらいの相手を生身の素手で倒せるぐらいじゃないと、邪神とはいえ神様なんて倒せないからね」
次回、第4話 「北の国から来た男」

登場する人物、国家は全て架空の存在です。
大ロシア主義は旧ソビエト構成国に共通して存在する考えであり、ロシアに限って存在する訳ではありません。そもそもウクライナ国内にもドネツクやルハンシクにそんな考え方の連中がいた事が戦争の原因である為に「大ロシア」のシャツ着ていたとしてもロシア人と特定する事はできないのです。
あと、次回は漫画やアニメになったらアクションシーン多めで話スカスカの回なので、文章こんな長くなる事無いです。
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