ロリコンとペドフィリアについて
近年、個人のセクシャリティに関する考え方の変化に伴い、ロリコン(Lolita
Complex)やペドフィリア(pedophilia)という語の定義に一部変更が加えられ、また、その語で定義づけられる人々に対する考え方にも変化が見られる。本稿では、各語の意味するところを再確認するとともに、ネット上の書き込みに関して注意すべき点、婚姻可能年齢と歴史上・宗教上の慣習、野生動物における事例についても述べる。
1 ロリータ・コンプレックス
ロリータ・コンプレックス=ロリコンとは、成人男性の少女に対する恋愛感情、又はその男性のことを指す和製英語である。あくまで、特定の人物・キャラクターに対する恋愛感情ないし疑似恋愛感情を持つことであって、性的指向(セクシャリティの一種)を指すものではない。
「ロリータ」とは、ロシア系アメリカ人作家ウラジミール・ナボコフが1955年に発表した小説の題名であり、主人公ハンバート博士が愛した少女ドローレスの愛称に由来する。小説「ロリータ」は、発表当時不健全なポルノ作品として5か国で発禁処分を受けたが、その後スタンリー・キューブリック監督による映画化を経て、現在はアメリカ文学の古典として高く評価されている。
小説の中で、ハンバート博士は、自分を惹きつける少女をニンフェット(Nymphet)と呼んで「抗いがたい性的魅力を備えた9歳から14歳の少女」と定義しており、ロリータことドローレスは12歳(144cm、35kg)、13歳(150cm、39kg)、14歳(152cm、41kg)と成長していく。
したがって、本来的には9~14歳(又は12歳~14歳)が「ロリータ」の年齢ということになるが、日本における「ロリコン」の対象年齢は、一般に13歳以上の未成年とされる。
とはいえ、最近になって成人年齢が18歳に引き下げられた一方で、性交同意年齢が13歳から16歳に引き上げられたことから、ロリコンの対象年齢も変化していく可能性がある。また、「ロリータ・ファッション」との混同もあり、対象の境界線は曖昧かつ不安定であるが、いずれにせよ、「性的指向」ではなく「恋愛感情」を指すという点に注意を要する。
2 ペドフィリア
ペドフィリア(pedophilia、小児性愛)とは、成人男性による、思春期前の幼女に対する相同的(=成人女性と同様に)・優先的(=成人女性よりも)・排他的(=幼女にのみ)な性的指向を指す。
思春期(二次性徴の開始から大人の身体になるまで)の始期・終期は個人差が大きく、一般に女性の思春期は10~11歳ころに始まるとされるが、精神医学上の基準では、「思春期前」の定義を13歳以下としている。なお、思春期の男女に対する性的嗜好(性的指向ではないことに注意)をエフェボフィリア(ephebophilia)というが、思春期以降の繁殖能力を備えた異性に対する性愛はごく当然の本能であり、エフェボフィリアが性的倒錯に分類された例はない。
かつては、アメリカ精神医学会の診断基準(DSM-IV)において、pedophiliaを精神障害である性的倒錯の一種としていたが、最新版のDSM-5-TR(2022年)では、pedophilia=小児性愛を性的指向としてPedophilic Disorder=小児性愛症と区別し、精神障害のカテゴリから外している。つまり、ペドフィリアの性的指向を持つ人のうち、幼女に対する性行為などの犯罪を実行したり、強烈な性的衝動や空想のために苦痛を感じたり等、社会生活上の困難が生じている場合に、小児性愛症として精神医学上の治療行為を要するとしている。
これは、かつて精神障害に分類されていた同性愛が、性的指向であって障害ではないとされ、DSM-IV以降は同性愛性障害のみが精神障害とされた変更と同様であり、セクシャリティによる差別を許さない、とする人権意識の高まりを反映したものと考えられる。
3 ロリコンとペドフィリアの関係性
上記1,2のとおり、ロリコンは恋愛感情、ペドフィリアは性的指向であり、全く別の概念ではあるが、当然ながら恋愛感情と性的指向には相関関係があり、性的指向の対象外の者に対し恋愛感情を抱くことは通常はあり得ない。
ただし、性的指向の対象とは、性別等、客観的に明らかな生物学的区分をいうのであって、「年下が好き」「年上が好き」といった性的嗜好とは異なることに注意を要する。たとえば、「自分は熟女好きだからロリコンではない」という文章は正しく成立するが、閉経前の熟女とロリータは性的指向(生殖機能を備えた異性)としては同じである。
また、ペドフィリアには相同的な性的指向も含まれるから、「熟女好きかつペドフィリア」ということもあり得るし、「ロリコンかつペドフィリア」「ロリコンだがペドフィリアではない」「ペドフィリアだがロリコンではない」のいずれもあり得る。
4 ネット上の書き込みに関して注意すべき点
上記の定義に照らして、ネット上で誤用や不用意な書き込みが非常に多く見られる。以下に例をあげて説明する。
(1) 高校1年生の女子生徒(16)に対し淫らな行為をしたとして逮捕された男性に対して、「ロリコン」と揶揄する書き込みがあった。
⇒この男性が当該女子生徒に対し恋愛感情を持っていたとする根拠がない限り、未成年者に対する淫らな行為を理由に「ロリコン」とするのは誤用である。そもそも、男性の犯罪行為が非難に値するのは当然とはいえ、思春期以降の女性を性的対象とすることに精神医学上の問題はなく、繁殖可能な異性に対する性衝動は生物としてごく当然の反応なのであって、性的異常者であるかのように揶揄する理由はない。なお、「淫らな行為」とは報道上の慣例としてペニスの膣への挿入を伴う性行為を指す。
(2) 中学2年生の女子生徒(14)に対し猥褻な行為をしたとして逮捕された男性に対して、「ペドフィリア」と揶揄する書き込みがあった。
⇒ペドフィリアは思春期前(13歳以下)の女子に対する性的指向を指すため、誤用である。なお、「猥褻な行為」とは報道上の慣例としてペニスの膣への挿入を伴わない性的行為を指す。
(3) 更衣室にカメラを仕掛け、女子児童の着替えを盗撮したとして逮捕された小学校教諭に対して、「ロリコン」「ペドフィリア」と揶揄する書き込みがあった。
⇒仮にこの教諭が当該女子児童に対し恋愛感情を持っていたとしても、ロリコンは一般的に13歳以上の未成年を指すため、適切な表現ではない。
また、犯罪の態様から、当該教諭は小児性愛(=ペドフィリア)かつ小児性愛症である可能性が高いと考えられるが、たとえ犯罪容疑者に対してであっても、書き込みの内容によっては侮辱罪に問われる場合があるため注意を要する。
(4) アダルトゲーム内で小学校高学年に見える少女キャラクターを作成し、その少女の全裸画像をアップロードサイトに投稿したユーザーに対し、「ロリコン」「ペドフィリア」と揶揄する書き込みがあった。
⇒仮にこのユーザーが当該少女キャラクターに対し恋愛感情を持っていたとしても、ロリコンは一般的に13歳以上の未成年への恋愛感情を指すため、誤用である。
また、当該ユーザーは小児性愛(=ペドフィリア)である可能性が高いと考えられるが、第三者が本人の同意なく行う性的指向のアウティングは不法行為に当たる場合があるため注意を要する。なお、当該ユーザーを「小児性愛症」と揶揄する書き込みは、明らかに誹謗中傷に当たると考えられる。
5 婚姻可能年齢と歴史上・宗教上の慣習
(1) 婚姻可能年齢
婚姻が認められる年齢の下限は、国(アメリカ合衆国では州)ごとに民法等の法律で規定されているが、女子について特に低年齢での婚姻を認めている国は以下のとおりである。
12歳 ウルグアイ、トリニダード・トバゴ
13歳 スリナム、ミャンマー(キリスト教徒のみ)
14歳 バングラデシュ、ブルネイ、ベネズエラ、ベリーズ、ボリビア、メキシコ
15歳 アメリカ・ミシシッピー州、オランダ、ガボン、カメルーン、クウェート、
コンゴ民主共和国、セーシェル、ソロモン諸島、タンザニア、トンガ
日本の民法における婚姻可能年齢の下限は男女とも18歳であるが、外国人と婚姻(いわゆる国際結婚)する場合には、基本的に婚姻挙行地の法律が適用される(法の適用に関する通則法第25条)。すなわち、ウルグアイ国内において、現地の法律に則って婚姻が成立すれば、日本人男性がウルグアイ人の12歳の妻を持つことは可能である。ただし、婚姻後に日本に帰国すると、国内では日本法の適用を受けるため、法的に夫婦として認められることはない(いわゆる跛行婚)。
(2) 歴史上・宗教上の慣習
ア インド
インドは歴史上、デーヴァダーシーの習慣に代表されるとおり、幼い少女との性行為に寛容であり、現代でも農村部のヒンドゥー教徒の間では、10歳前後の少女との婚姻・性行為が行われている。
イ ユダヤ教
ユダヤ教の聖典「タルムード」の記述では、ユダヤ教徒の女性は、3歳と1日が経過すれば婚姻でき、男性が父親の許可を得てその少女と性交することで、婚約が成立するとされている。もっとも、上記の性交は男児の割礼と同様、処女膜を破る身体的通過儀礼を意味すると考えられる。なお、イスラエルの法律上の婚姻可能年齢は男女とも17歳である。
ウ イスラム教
イスラムの預言者ムハンマドの13人の妻のうち、最も若くして妻となったのは9歳のアーイシャである(このときムハンマドは56歳)。この故事を元に、古典イスラム法では女子の婚姻可能年齢を9歳としている。イスラムでは婚姻外の性交渉を禁止しているため、婚姻可能年齢=性交可能年齢となる。
ただし、現在も古典イスラム法が施行されているイエメン、イラン、サウジアラビアなどの国においては、古典イスラム法とは別に民法で15~17歳の婚姻可能年齢が設けられており、9歳の女児は、相手男性が未成年である場合にのみ、父親の許可を得て婚姻可能とされていることから、実質的には未成年どうしの婚約として機能している。
6 野生動物における事例
性的に成熟したオスと未成熟なメスとの交尾は、霊長類では広くみられる。こうした交尾は、メスが抵抗を示す場合が多いため「レイプ」と呼ぶ研究者もいる。
オランウータンの「レイプ」は、近年の研究で特定のオスの生存戦略に関わっていることがわかり、非常に興味深いことから、以下に詳述する。
(1) 生態の概要
オランウータンは性差が大きく、大人のオスが75kg程度なのに対し、メスはその半分程度である。群れを作らず、子連れの母を除けば、思春期以降のオス・メスとも単独で行動する。いわゆる夫婦関係はなく、オスは子育てに関与しない。
オスは15歳前後で成熟すると、巨大な頬が張り出し、喉袋が大きく発達する。巨大化した頬をフランジといい、フランジを持つ個体をフランジ雄という。
フランジ雄は一定の縄張りを持ち、発情期には発達した喉袋でロングコールと呼ばれる大きな吠え声を上げてメスにアピールし、縄張り内にいる複数の成熟したメスと交尾する。ロングコールは他のオスに対する警告音でもあり、縄張り内に他のフランジ雄が侵入した場合には、いずれかが死ぬか縄張りを出て行くまで続く激しい争いになる。
(2) フランジ雄とアンフランジ雄
フランジ雄の縄張り内には、他のオスも複数生息している。多くは縄張りの主であるフランジ雄より若いが、たとえ成熟する年齢に達しても、フランジや喉袋を発達させず、身体もメスと変わらない程度にしか大きくならない。こうしたオスのことをアンフランジ雄という。
フランジ雄は、アンフランジ雄に対して威嚇することはあっても、縄張りから追放したり殺したりすることはない。
また、フランジ雄どうしはもちろんのこと、単独行動をするメスどうしも、近親関係にある場合を除いて互いに敵対的であるが、アンフランジ雄どうしは平和的で、一時的なグループを作って行動する場合もある。
縄張りの主であるフランジ雄が死亡したりしていなくなると、縄張り内のアンフランジ雄のうちの1頭がフランジを発達させ、次の主になる。つまり、あくまで単独行動ではあるものの、群れのボスと同様に縄張り内には常に1頭だけのフランジ雄が存在し、全ての成熟したメスとの交配権を独占しており、アンフランジ雄には成熟したメスと交尾するチャンスはない。
(3) アンフランジ雄の繁殖行動
成熟したメスと交尾する機会はないとはいえ、性的に成熟したアンフランジ雄がメスに対して発情しないわけではない。発情期に彼らが標的とするのは、8~15歳の完全に成熟していない(すなわち、フランジ雄が相手にしない)メスである。
発情していないメスは嫌がり抵抗し、発情しているメスもフランジ雄との交尾を望むため多くの場合拒絶するが、それでもアンフランジ雄は小さな身体でこっそりと接近し、強引に目的を遂げる。
近年のDNA研究の結果、オランウータンの個体の父は、フランジ雄とアンフランジ雄が半分ずつ程度であることがわかっている。つまり、メスは通常14~15歳で初めての子を出産するが、その父はほとんどアンフランジ雄であると考えられる。
要するに、縄張りを支配する強力なフランジ雄に対し、アンフランジ雄は弱者どうしで平和的に共存しつつ、未成熟なメスをレイプし処女を奪って(オランウータンには処女膜はないが)孕ませることで、ちゃっかりと子孫を残しているのである。
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You are a sick pedophile.
If so, get the fuck out of here and never come back.
女性優越主義者はそのようなことを区別しません。 ただ世の中を燃え上がることを期待しているだけです。
他人を巻き込んではだめ、個人で楽しんでくれ
勉強になりました!
気持ち悪い
イェ~イ!
2ヶ月ぶりにここ覗いたんで特に内容はないけどコメントしちゃいま〜す
あ、僕ですか?「ロリコンかつペドフィリア」ですw
ロリ大好き!
難しいことはわからん。途中で読むのを諦めました。。。
芸術だと思ってます、ロリも。
仮想だから出来る良さ。思う存分楽しまないと。
書き込みすげぇww
これは一読の価値あり!