キン肉さん

キン肉マンの新作アニメが面白いので作ってみた。

某女子プロレス団体がキン肉マンの新作アニメとのコラボで、主要レスラー2人を「キン肉さん」「バッファローさん」として参戦させた期間限定企画。

「カッコいい若手として売っている元のイメージが崩れるので、額の肉はNG」という会社の方針だったが、キン肉マン愛ならだれにも負けないと自負していた肉マニアのヒールレスラーは、この会社の方針と自分が選ばれなかった事に納得行かず、試合に乱入してキン肉さんの額に肉を書き込もうとする。

でも、キン肉さん達も会社の方針はキン肉マンと言う作品に対して愛が足りないと感じていたので、嫌がるふり、止めるふりをして大した抵抗もせず額に肉を書いてもらってから、マッスルドッキングでヒールレスラーを撃退。

肉マニアのヒールレスラーはキン肉ドライバーが本来のものと違う事を見抜くが、それが本来のキン肉ドライバーよりも大きく股を開かせる為のものであり、作品への不理解ではなく女子プロレスの観客が求めるものを提供する為の変形キン肉ドライバーである事を悟り、会社の人選は間違っていなかったと、キン肉さんのキン肉マンとプロレスへの愛を感じとって「この世に完璧なものが一つだけある…」とマイクパフォーマンスをして退場。

キン肉さんもヒールレスラーの肉愛を深く理解し、こっそりウーバーに注文して牛丼弁当の差し入れが二人の控室に届く様に手配するのだった。