以前にdoraさんがご紹介くださっていたlossless scalingを導入してみました。フレーム生成でFPSを上げるソフトですね。環境は以下の通りです。
2画面のFHD60FPSモニターでブラウザ等と併用してHS2を遊ぶ場合の設定。使用グラボはRTX4060(GTX1060でも動作を確認)
設定はこちらの動画を参考にしました→https://www.youtube.com/watch?v=lCthJOzDV90&t=1806s
1、RTSS(Riva Tuner Statistics Server)を設定
ダウンロード先→https://www.guru3d.com/download/rtss-rivatuner-statistics-server-download/
HS2およびスタジオNEOのFPSを30に制限する
左下のAddからそれぞれのソフトの実行ファイルを指定して、設定項目からfram limitを30に設定する。詳しくは参考動画を参照して下さい
(面倒だと思う人は、とりあえず1の設定はしなくてもOK!)
2、lossless scalingの設定
フレーム生成→LSFG3.0
モード→×2(×3以上を使う場合は画質とのバランスを見て試して欲しい)
カーソル設定の
マウス移動範囲制限→オフ
レンダリング設定の
VSynkモード→遅延対策優先の場合オフ、画質優先ならデフォルトでOK
G-sync用サポート→オフ
fps表示→オン
キャプチャの
キャプチャAPI→DXGIに設定
3、nvidiaコントロールパネルから低遅延モードをオン(遅延を気にしないなら不要)
4、起動手順
RTSSとlossless scalingを起動
HS2またはスタジオNEOを起動
ctrl+alt+Sでlossless scalingを適用する
ゲーム画面左上にFPSが表示されればOK。左が生成前の、右が生成後のFPS
5、覚書
〇画面モードはフルスクリーンでもウィンドウでもOK
〇生成後のFPSがモニターの表示限界FPSを超えると画質が下がるらしい。それを防止する為にRTSSでゲーム側のFPSを制限している
〇2画面で別ソフトを立ち上げながらでも、概ね以前と同様の動作環境を再現できた
〇何故かマウスカーソルが画面外に出るとカーソルの表示が消える。適当な場所をクリックすれば元に戻る
〇RTSSは使わなくても問題なく動いた。しかし、GPU使用率を劇的に抑えられるので使用推奨!
具体的には、何もしない場合45FPSでGPU使用率95%のシーンの場合、RTSSで30FPS制限しlosslessを×2で生成すると、60FPS動作かつGPU使用率を75%程度に抑えられる。20FPS制限で×3生成だと、なんと使用率55%まで下がる!
〇GTX1060でもテストしてみたが問題なく使える。むしろ効果はこちらの方が実感し易いと思う
6、結論
フレーム生成凄過ぎ!と言うか、僅か800円でこの魔法が使えるlossless scalingのコスパが素晴らしい。HS2を遊ぶなら使って損はないと思う!使用グラボの種類も問わないし、steamで簡単に入手できるので、一度試してみて欲しい
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詳細な設定方法、ありがとうございます!
1に関しては、Graphics SettingでFramerate LimitをEnableにして30に設定しても動きそうですね。
私が作成したSDが重いと感じられる方は、利用していただくとストレスなしに見れると思います。
実際、昨日投稿したSDは私の環境でも、20FPS程度しか出せないのですが、lossless scalingを使うと30FPSは出せるので、動きがカクカクしなくなりました。
RTSS等によるフレームレートの制限は面白い試みだと思いました。
FPSを引き上げるだけでなく、60FPS出ている時でもGPUの負荷を減らすことが出来るので、PCに優しいです。
純正でドライバレベルで同じ事ができるスムースモーションが来るから様子見ですわ
techmuddy.com/smooth-motion-nvidia-rtx40/
Smooth Motionも楽しみですね。
現状対応は5000番台のみですが、4000番台にも対応が噂されてます。
4060で使えるようになったら嬉しい!
新しいswitchにも対応の可能性が有る技術なので、夢は広がりますね。
今の内にアップスケーラーの扱いに慣れておいて損は無いです。
この情報は有難い!
ただガリさんの情報通り、今直ぐ必要としてないのなら、もう少し様子見してから選んだ方がいいのかなとは思ってます。(勿論そこに使う余力があるなら使うべき)
使い方で自分に合う合わないという部分があると思うので。
もし導入する場合は、この投稿を参考にさせてもらいます。